From Japan to Surrey

The experiences of a Japanese student at Surrey

Walking around the campus

こんにちは! テストも徐々に終わり、夏休みの雰囲気となってきたサリー大学。私も12日にテストを終えたばかりで、いまは帰国の準備に追われています。 そんな今日、日本に帰る前に、このブログでは、サリー大学のキャンパスを歩いて紹介していきたいなと思います。 Hello! I’ve just finished exams on 12th, and am now looking forward to going back to my country, Japan. Before leaving the UK, today, I will casually write about the campus with photos. <photo 1>   こちらは、サリー大学の敷地へのメイン・エントランス。Stag(シカ)はサリー大学のシンボルです。ここはよく記念写真スポットになっています。 This (photo 1) is the main entrance of University of Surrey.   <photo 2>   さきほどの写真奥、横に伸びる道路を右のほうへと歩いていけば、こんな感じ。正確に書けば、こちらは振り返って撮った写真なので、方向は逆になっています。写真で言う後ろ側に歩いていっています。   <photo 3>   […]


Introduction: Studying in Surrey

初めまして! サリー大学の学生アンバサダーとしてこのブログを担当することになりました、吉村星那と申します。専攻はInternational Hospitality and Tourism Management、第一学年に在籍しています。また、今年度新たに創設された、日本ソサエティ(Japanese Society)の副部長もしていて、そちらでは主に、日本人と日本に興味を持つ世界の方々との交流、そしてサリーに留学される日本人のサポートを行っています。私自身もまだまだ未熟なものですが、サリーへの留学を考えているという方のサポートを、できる範囲でさせていただけたらと思っています。ブログの内容も、そういったことを中心に書いていければと考えています。   簡単にいまの大学の様子を書くとすると、サリー大学ではもうすぐ後期が終わろうとしているところ、課程に含まれているレクチャーはすべて終了し、テスト期間の真っ最中というところです。テストが終われば夏休み。だいたいの学部で6月中頃までにすべてのテストがスケジュールされていて、私の在籍しているHospitality & Tourismでも、6月12日を過ぎれば実質自由の身となります。 そんな、夏休み直前という微妙な時期に学生アンバサダーになった経緯には、特に深い理由もないので置いておいて、これから始まる夏休み中にも、この一年間で体験したこと、学生生活やコースの内容、そしてその前、サリー大学のファウンデーションに在籍していたときのことなど、色々、書いていければと思っています。宜しくお願いします!   今回は簡単に、私がここ、サリー大学に来た経緯を書いていきます。 まず私は、サリー大学に来るまで、留学とは無縁の生活でした。海外への渡航も、中学の頃の家族旅行、中国3泊4日の一度だけ。そもそも英語が得意だったかというとそんなこともなく、むしろ一番苦手な教科でした。これは本当に本当です。高校時代、120点満点のテスト、平均が60点を超えるなかで36点を取ったことがあるとか……。将来英語を使うような職種には絶対に就かないと信じていましたし、どちらかというと理系分野に進むことを考えていました。   それなのに何故イギリスに留学する決断をしたのかとよく聞かれますが……実は私もよくわかっていません。私の場合は強固な目標があったわけでも、逆に周りの人に影響されてというわけでもありませんでした。それでも原因を求めるなら、海外への留学を意識するようになったのは高校二年の夏休みだったと思います。その夏、沖縄へ初めてひとり旅行をさせてもらい、そのときに、世界は広いと感じたのが始まりでした。ずっと東京に引きこもっていた私にとって、「将来は田舎の大きな家に住む」という夢に固執していた私にとって、それは違う視点で考える転機となりました。その後、だんだんと海外に行きたいと思うようになり、そして実際に留学しようとなってからは、興味のあった「観光」を選びました。サリー大学を選んだ理由は、観光学で有名だという話を耳にしたからでした。   そんな漠然とした理由で唐突に進路変更したものでしたが、結果、留学してよかったと、サリー大学に来てよかったと思っています。月並みですが、やっぱり世界はひろい。日本では「進路」に囚われていた私、ひとつの目標に向かって頑張る、収束するようなイメージで過ごしていましたが、海外という環境、例えばノートのサイズの違い(B5サイズのノートなんて、ほぼ売ってすらいなかったりします)から放射線状に広がる電柱まで、新しい事象に触れるたびに自分の持っている世界が拡がるような、そんな感じが楽しくて、そういった進路選択も良いのではと思ったりします。 それから海外で過ごすというと、ビザやら何やらいままで知らなかった手続きもあり、ハードルが高いように思われるかもしれませんが、その点サリー大学は、インターナショナルの生徒へのサポートが手厚く、安心した生活を送れると思います。私の場合、とりわけ大学の前、サリー大学内のファウンデーションコースに在学していたときは、「大学への進学が約束されたわけではない」「IELTSでの決められたスコアを取らなくてはならない」というプレッシャーがありましたが、英語面や、UCASを通した大学への出願の仕方まで(サリー大学内のファウンデーションコースでも、正式に出願する必要がありました)、細かいサポートを受けることができました。   また、「留学生だからこそ感じるストレス」だとか「留学生だからこそあるハードル」というのは、私の体感では、驚くほど少ないです。最初は留学生だということを気負っていましたが、インターナショナル生徒の多いサリー大学、「留学生」だからといって無意識に輪から阻害されるとか変に避けられるということもなく、対等に「ひとりの学生」として扱ってもらえる、居心地の良い環境です。ヨーロッパ系の見た目の人に道を聞かれることもある程です。   ここで強いて、サリーでの生活においてストレスを感じることを挙げるとすれば、やはり英語力が私にとって最大の課題です(進行形)。それでも周りの人は暖かく、(もちろん、英語は操れるに越したことはないのですが、)コミュニケーションをしているなかで、だんだんと慣れてくるような感じもします。   以上、思ったより少し長くなってしまいましたが、私がサリーで勉強するに至った経緯とサリー大学の大雑把な雰囲気でした! なんだかただの経験談になってしまいましたが、少しでも、留学を考えている方の参考になりましたら幸いです。前任の学生アンバサダー、田中さんの投稿を見て引け目というかプレッシャーを感じている(良い意味で)というのが正直なところですが、次回からも私の視点で、大学のことをもう少し詳しく書いていく積もりです。 ―――――   Hello everyone! I am Seina Yoshimura, new Japan-student-ambassador in University of Surrey. To briefly introduce myself, I am studying in International Hospitality and Tourism Management course, first year. […]


Research Trip to Cardiff

みなさん、こんにちは。先週金曜日から日曜日にかけて、授業の一環でウェールズの首都カーディフ(Cardiff)に行ってきました。この授業のゴールは、デスティネーション(Destination)の管理について多方面から学ぶことです。今回の旅行は、これまでの学びを生かしてカーディフが抱えている課題を洗い出し、それに対する解決策を導き出すため現地で調査を行うことが目的でした。2〜4人のグループに分かれ、それぞれが調査に必要なアンケートおよびインタビューの内容を考えます。それに基づき現地で対象となる人々に聞き取り調査を行いました。今回はその様子について、1)調査、2)クラスメートとの交流、の二つの側面からレポートしたいと思います。 まずは調査について。私たちのグループの調査対象は二タイプでした。一つはカーディフを旅行で訪れている人たち、もう一つはカーディフのツーリズムに携わっているステークホルダーの人たちです。一つ目のグループには選択形式のアンケート、二つ目のグループには自由回答形式のインタビューを実施しました。全体として非常にスムーズに進んだのですが、その理由は二点あると感じています。一点目は調査の練習としてパイロット調査を大学近くのギルフォード(Guildford)の街で事前に行ったこと。アンケートとインタビューの内容が回答者にとってわかりやすいものとなっているか、回答者一人あたりに対してかかる時間はどのくらいか、街中でアンケート協力をお願いして快く受けてくれる人は何人につき何人か(回答成功率)等を事前に確認しておいたことで、当日のタイムマネジメントとターゲット回答数の決定が非常にやりやすかったです。二点目はグループメンバー同士の絆を深める努力を長い時間かけて行ってきたことです。2月にグループを形成して以来、ミーティングを定期的に行ってきただけでなく、授業後にランチをしてお互いを知る機会を意識的に設けたり、4人で旅行に出かけたりもしました。(以前のブログ記事参照。)今回の調査旅行までにお互いの強みと苦手な部分をきちんと理解していたので、どこで誰に手を差し伸べるべきか、或いはどこで誰に助けを求めたらいいか、といったことを容易に判断することができました。 次にクラスメートとの交流について。この授業は必修ではないのですが、ツーリズムコースの大学院生の多くが受講しています。修士課程が始まって約7ヶ月が経過した今、クラスメート同士の仲は非常に良好で、良い関係を築いていると感じています。今回の旅行に参加していた生徒の国籍はなんと10カ国以上!1日目の夜はホテルのロビーでゲームを楽しみ、2日目の夜はカーディフ・ベイにあるパブに出かけてナイトライフを夜中まで楽しみました。調査だけで楽しむ時間がまったくないということではなく、どちらもバランス良く盛り込むことができ、非常に有意義な調査旅行だったと思います。このような楽しいアクティビティが組み込まれているのも、サリー大学でツーリズムを学ぶことのメリットの一つです。 Hello, everyone! Last weekend, I visited Cardiff, the capital of Wales, as a research trip for one of my modules. The module aims at leaning how to manage tourism destinations from a variety of perspectives. The objective of the research trip is to conduct research in Cardiff in order to find the […]


London Sightseeing 2

みなさん、こんにちは。今週月曜日から授業が再開し、後期も残すところ5週間となりました。いよいよセメスターの終わりが近づいてきたという感じですが、一日一日を大切に、学んでいきたいと思います。今日は前回の続きで、日本からの家族の来訪(後編)についてお話しします。 日曜日。9時頃ホテルで朝食を済ませ、電車に乗ってロンドンへ。前回も書きましたが、宿泊先はロンドンとギルフォードの間にあるウォキングという駅。ここからロンドンまでは電車で約30分程度です。この日の目的は、毎週日曜朝に開催されるマーケットへ行くこと。Waterlooからバスに乗ってBrick Lane(ブリック・レーン)へ。通りには様々な国の料理のブースが立ち並び、非常に活気のあるマーケットです。その通りを抜けた先にあるOld Truman Brewery(オールド・トルーマン・ブリュワリー)という建物内には、古着やアートショップ、フードブースがセクションごとに所狭しと並んでいます。日曜日以外にもオープンしているセクションもありますが、全てがオープンしていて一番活気があるのは日曜日です。弟は新しいiPhoneケース、母は姪っ子にベビー服と父にTシャツを購入。イーストロンドンのオルタナティブな雰囲気を肌で感じつつ、ストリートアートの前で写真撮影。 マーケットで購入したタイ料理と中華料理でお腹を満たした後、老舗デパートHarrods(ハロッズ)へ向かいます。しかしこの日はイースターサンデー。通常は日曜日も営業していますが、この日は休業日でした。というわけで予定を変更して大英博物館へ。非常に大きな博物館なので、全てきちんと見て回ろうと思ったら丸一日を費やす必要があります。私たちは時間がなかったので事前にガイドブックで見たい展示を確認し、2時間程で見て回りました。その後Bond Street駅からOxford Streetを通ってOxford Circus、さらにRegent Streetを通りPiccadilly Circusまで歩きます。その後はCovent Garden(コヴェント・ガーデン)へ行き夕食をとり、10時前にホテルに戻りました。 翌日の月曜日も9時頃朝食をとり、ロンドンへ。この日の最初の目的はBuckingham Palace(バッキンガム宮殿)の衛兵交代式を見ること。11時前に現地に着くと、すでにたくさんの人が場所取りをして式が始まるのを待っていました。11時過ぎから音楽が聞こえてきて徐々に式が始まり、遠くからではありますが衛兵さんたちを見ることができました。その後はGreen Park(グリーンパーク)を少し散歩して、昨日のリベンジのためHarrods(ハロッズ)へ。紅茶やハロッズグッズなど、お土産をたっぷり購入した後、3階にあるThe Tea Room(ザ・ティールーム)でアフタヌーンティーを楽しみました。サンドウィッチ、スコーン、デザートの三段重ねは思った以上にボリュームがあり、シャンパンと一緒に楽しいひと時を過ごしました。その後は前日同様、Oxford StreetとRegent Streetを歩いてひととおり買い物。途中で老舗デパートLiberty(リバティ)へ寄り、日本でも大人気のリバティ柄グッズをいくつか購入しました。ホテルのあるウォキングへ戻って夕食。この日は最後の夜だったので無理はせず、ホテル近くの地元のイタリアンレストランで夕食をとりました。 最終日の火曜日は10時頃チェックアウトを完了し、ウォキング駅前にあるMarks & Spencerでお菓子などのばらまき土産を購入。現地のスーパーで手に入る食べ物が一番その国らしさを表しているので、旅行すると必ずスーパーに寄ることにしています。母にもその手法を勧めてみました。11時前にウォキング発の空港送迎バスに乗り、ヒースロー空港へ。とても短い時間でしたが、限られた時間をフルに使ってロンドン観光ができたと感じています。一日ごとのテーマと目的を決めて、でもけして予定を詰めすぎることないフレキシブルさも残しておくと、バランスのいい過ごし方ができると思います。今回のスケジュールは一例ですが、みなさんもゲストそれぞれの趣向に合わせた観光スケジュールを組んで、素敵な時間を過ごせるといいですね。 Hello, everyone! The Easter break is over and classes started on Monday. It is hard to believe that we only have 5 weeks left for the school year, but let’s appreciate everyday and […]


London Sightseeing 1

みなさん、こんにちは。イースター休暇も最終週を迎え、大学に活気が戻ってきました。さて今日は、イースター休暇中の2大イベントの一つ、日本からの家族の来訪(前編)についてお話しします。父と妹は仕事の関係で来られなかったのですが、母と弟が2人で遊びに来てくれました。 3月25日(金)の昼間にヒースロー空港着予定だったので、空港まで出迎えに。サリー大学からヒースロー空港までは非常にアクセスが良く、大学の位置するGuildford(ギルフォード)駅から隣のWoking(ウォキング)駅まで10分ほど電車に乗り、そこからNational Express(ナショナル・エクスプレス)という空港送迎バスを利用します。バスの乗車時間は30分程度ですので、うまくいけば1時間もかからずにヒースロー空港まで行くことができます。空港で久しぶりの再会を楽しんだ後、バスに乗ってウォキング駅へ。今回、宿泊先をいろいろと検討したのですが、ロンドンのホテルは高額なため却下、一方ギルフォードのホテルはイースター休暇中ということもありほぼ満室状態だったため、最終的にロンドンとギルフォードの間のウォキングにあるDoubleTree by Hilton Hotel Woking(ダブルツリー・バイ・ヒルトン・ホテル・ウォキング)に宿泊しました。ロンドンまで電車で30分以内という立地とリーズナブルな価格、サリー大学までも近い(母と弟にキャンパスを案内したかったので)という3点を考慮し、ここに決めました。この日は夕方4時頃にチェックインを済ませた後、その足で大学のキャンパスへ。私が住んでいる寮や教室、図書館、大聖堂を案内した後、天気が良かったので池の周りを散歩しました。私が日々過ごしているキャンパスを実際に見ることができて嬉しかったとの感想でした。その後はギルフォードの街へ行き、All Bar Oneで夕食。ここは国内で広く展開しているチェーンのパブですが、店内は明るくバーガーやブリトーなどのフードメニューも充実していて、パブというよりはファミリーレストランに近いような雰囲気です。ビールを飲みながら話に花を咲かせました。 翌日は7時半(!)に起床し、8時にホテルで朝食を済ませてロンドンの街へ。London Eye(ロンドン・アイ)からスタートして、Big Ben(ビッグベン)の前で写真を撮り、Westminster Abbey(ウェストミンスター寺院)へ。ウェストミンスター寺院の内部は荘厳で美しく、中に入って見学する価値は十分にあると感じました。その後は地下鉄に乗ってTower of London(ロンドン塔)へ。ここも非常に立派な建物ですが、とにかく人が多かったのが印象的です。特に王室の貴重品が展示されている宝物館は長蛇の列。私たちは入るのを諦めましたが、おそらく30分以上の列だったと思います。それでも、せっかくロンドンに来たのだからこの機会を存分に活かさない手はない、とばかりに写真を撮ったり列に並んだりする人が非常に多いことに驚きました。観光地としてのロンドンの魅力の大きさを物語っています。 ロンドン塔を出たところでTower Bridge(タワーブリッジ)と記念撮影をして、その後はMayfair(メイフェア)にあるフィッシュアンドチップスのお店、The Mayfair Chippyへ。その脂っこさとしつこさが苦手で普段は進んで食べる料理ではないのですが、ここのフィッシュアンドチップスは軽くてふわっとしていて、とても美味しかったです。他に注文したムール貝は一緒に煮込んだ白ワインとガーリックのソースが最高に美味しかったです。 そしてこの日最後にして最大のイベントは、ミュージカルPhantom of the Opera(オペラ座の怪人)の鑑賞。日本で劇団四季の公演を観て以来大ファンの私たち(特に母と私)は映画も何度も観ていて、サウンドトラックCDを聞いた数は数え切れないほど。実際に本場で観るミュージカルは素晴らしくて、圧巻の一言でした。役者さんの歌唱力、小さな舞台を最大限に利用するテクニック、音楽のダイナミックさ。また同じ舞台を観に来たいと心から思いました。 ミュージカル鑑賞後は電車でウォキングのホテルへ戻り、就寝。とてもとても長い充実した一日でした。次回はロンドン巡り(後編)についてお話しします。 Hello, everyone! The Easter break is coming to an end and university is getting more and more lively these days. Today, I will talk about the London sightseeing tour with my […]


Greece -where happiness is found in simplicity-

みなさん、こんにちは。サリー大学は3月19日から一ヶ月のイースター休暇に入りました。この間、母国へ帰国したり旅行へ出かけたりと皆それぞれの過ごし方をするのですが、わたしは前半の二週間、昨年9月まで住んでいたギリシャへの里帰りと日本からの家族の来訪という2大イベントを楽しみました。今日は私が大好きな国ギリシャについて、次回は家族とのロンドン巡りについてお話ししたいと思います。 ギリシャというと、近年は経済危機や難民問題などネガティブな内容が報道されることが多く、実際そのようなイメージを抱く方がほとんどかもしれません。もちろん問題が多く様々な面で根本的な構造改革が必要であることは否定できませんが、その一方で他の国にはない見所と魅力で溢れている土地でもあります。人々は大らかでフレンドリーで、良い意味で適当。「人生を楽しむこと」に重きを置いている人が非常に多いように感じます。それを実感する瞬間が3年住んでいた中で何度もあったのですが、今回はそのうち二つを紹介します。 一つはホリデーの過ごし方。日本の場合、長期休暇を取得する習慣が広く浸透していないためそもそもホリデーの期間が短い上に、たとえばヨーロッパやアメリカなど長距離の目的地を旅行する場合、位置関係上移動に片道一日を要するため、実際にホリデーのために割ける日数が非常に短いのが現状です。その結果、「旅行中に見学したいもの」や「やりたいこと」をリスト化し、休日であるにも関わらず朝8時から夜8時まで30分刻みでスケジュールどおりに行動する、というようなことが起こります。これは決して批判されるべきことではなく、個人的には非常に効率の良い休日の過ごし方だと思っています。しかし多くのギリシャ人は違います。朝はゆっくり起きて海へ。ひと泳ぎしてからコーヒーを飲みながらビーチでのんびり。少ししたらまた泳いでお昼ご飯(と言ってもだいたい午後3時か4時)。そのまま2時間ほど食事を楽しんで、また海へ。いったんホテルへ帰って休憩。シャワーを浴びてドレスアップして、10時頃から夜ご飯を食べに外へ。そのまま飲みに出かけて明け方帰宅。翌日も同じスケジュールの繰り返し。「せっかくの休日なのになぜ何もしないのか」とギリシャ人の友人に尋ねたことがあります。「せっかくの休日だからこそ何もしないのだ」とその友人は言いました。その瞬間から、ギリシャはわたしの大好きな国になりました。 もう一つはお酒との付き合い方。ギリシャの文化にはお酒を楽しむ習慣が古くから入り込んでいて、そのためお酒を飲むことの目的が「酔っ払って我を忘れること」である人はほとんどいません。他方、日本やイギリスでは(私の個人的な印象ですが)、「飲むならとことん飲んで酔っ払おう」というスタンスの人が圧倒的に多いように感じます。ストレスの多い日常生活からの解放を求めてお酒を飲むことが多い私たちに比べ、ギリシャでは友人や家族とより楽しい時間を過ごすためのツールとしてお酒があるようなイメージです。その証拠に、ベロベロに酔っ払って道端で嘔吐しているようなギリシャ人には3年間で一度も遭遇したことがありません。金曜日、中央線の最終電車で酔っ払ったサラリーマンたちに囲まれながら帰宅してきた頃を思い浮かべると、どうしても比較せずにはいられません(私も人のことは言えませんが)。 様々な報道がなされる中、一番の産業である観光への影響も心配されるギリシャですが、美しい海と太陽の国ギリシャで過ごすリラックスした時間は何事にも変えられない宝物です。機会があったらぜひ一度、足を運んでみてください。 Hello, everyone! University of Surrey is on Easter break from March 19th to April 17th. During the holiday, some students go back to their home countries while others go on a vacation abroad. In the first week, I was back in Greece where I had lived for 3 years. The […]


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