Surrey Foundation Life

こんにちは! 今回は、前回に続きサリーのファウンデーションコースのこと。ファウンデーションコース在籍時の生活について書いていきたいと思います。

Hello!! Today I’m writing about the life in Surrey foundation course based on my memory from two years ago. It was a nice year to prepare for the undergraduate course, from how to write a report to how to live in the UK. The schedule was not too busy so I was also able to enjoy communicating with other students; chatting, cooking together etc. I was so surprised that many of my coursemates celebrated my birthday even though it was just two weeks after the course started. The only thing that might not be very easy in the foundation is to have a chance to talk with British students, as there is no British in the foundation, although it’s in the UK. But it was nice to communicate with a variety of people, especially in similar English level, and all of my classmates were really friendly to me.

 

◆生活・時間割 (Schedule)◆

まずは、どんな時間割をしているかということで、手帳から、私がファウンデーションにいた時の前期の一週間。(ちゃんと漢字を書かないことがバレてしまう)

<first semester>

結構余裕のあるスケジュールでした。水色で囲ってあるのが授業。各教科2時間+IELTSのクラス(スコアが取れていない人対象)となっています。ついでに水曜の午後は、ファウンデーションも含め、大学内のどの学部でも基本的に授業が入らないことになっている模様。「水曜午後は空いている」ということで、授業の振替が入ったり、先生との面談が入ったりしました。空いている時間は教科書を読んだりごろごろしたり、レポートを書いたり友達とご飯を作ったり。

 

そして、後期のスケジュール。(は、むしろ手帳に何も書いてないことがバレてしまう

<second semester>

前期と比べるとIELTSの授業が一回増えました。それ以外はだいたい同じ。前期よりも課題提出は多かった……かも。(オレンジ色は教室の場所で、「部屋番号+建物名+階」の表記になっています。21AC01なら、AC building1階の21番教室。)

 

◆ファウンデーションコース・クラスの雰囲気◆

クラスは、一言で言えば、先生ともクラスメートとも距離が近い、ような感じでした。ファウンデーションでは十数人ごとのクラスに分かれているのですが、そのクラスによっても雰囲気の違いがあったり。私が最初にいた所は香港や中国からの子が多く、また、中国系マレーシアの子がいたりと、広東語や中国語を中心に意気投合し、テンションの高いクラスでした。広東語や中国語が中心と言っても、タイ人の子や韓国の子も雰囲気に溶け込みわいわいしている、一体感のあったクラス。A:「(私に)ねえ、日本語、『ばかやろう』って、合ってる?」 私:「え、まあ」 A:「(Bに)おい、ばかやろう!」 B:「なんだと!」みたいな。

それから後期は私だけ別のクラスに移動になったのですが、その新しいクラスは、ロシア、カザフスタン、韓国、台湾、中国、香港、エチオピア、日本(私とは別の日本人)と、国際色が豊かで落ち着いた雰囲気でした。ついでに書くと、ファウンデーションの日本人は、私の年(2015-2016)も去年度(2016-2017)も数人程度。

下の写真は誕生日ケーキ。最初のクラスです。私と誕生日の近い子がいたのですが、「セイナも誕生日だったよね!」と一緒に祝ってもらいました。ちなみに教室は飲食禁止。

他にも、休み時間、隣に座っていた中国の子が私のノートに書いてある漢字を見て、「え、漢字わかるの!?」と驚いたり、その流れで中国版ウィキペディアを見せられ、ページ内の単語、「天才少年」をジーニアスボーイと読んだら感動されたり、韓国の子に「日本語でyesってカジュアルに答えるのはどうするの」って訊かれて「うん」「じゃあnoは」「ううん」「えっ……えっ?」ってなったり、色んな人と色んな会話をしたことを、今でも憶えてます。

ただ、その仲が良い分、授業中、「隣の人と答え確認」みたいな時間の時にも英語以外の言語が飛び交うこともあり、その辺は自分から英語で積極的にいかねば、と感じることはありました。

 

◆友達付き合い◆

私の偏見で書くと、ファウンデーション、短期的に見ると「同じ国」とか「寮が近い」というので仲良くなりやすくて(海外初心者が多くて、生活に不安な人が多いのだと思う。)、長期的に見れば、国に関わらず(同じ国でも違う国でも)波長の合う人とよく行動するのかなといった印象でした。加えて、やっぱり英語力が同じ辺りで居心地の良さを感じやすいかなという感じ。

しかし、自分から超積極的にいかないと仲良くするチャンスはないのか、というと、そこまで構えなくても(構えすぎると疲れてしまう。長期留学だもの)、挨拶の流れで喋ったり、そのまま一緒に買い物に行ったりでした。特に、やっぱりアジア系だと似たような感覚を持っている。みんなフレンドリーで、知り合って間もない私の誕生日を祝ってくれたりもしました。

友達の誕生日を祝ったりも。

それと、一緒にご飯を作るとこんな感じです。「一緒にご飯を食べよう!」みたいなのは友達間で結構ある模様。

 

ただ、ファウンデーションコースにはイギリス人がいないので、イギリス人の友達を作りたい! という場合は、受け身ではじゃっかん難しいかもしれません。が、「日本語を勉強したい」とか「アニメが好きで日本文化に興味がある」といった人は大学にいっぱいいるみたいです。

(また、大学Undergraduateのほうはファウンデーションとはなんとなく違い、海外生活に慣れている人が多いのか、最初から出身国に関わらず仲良くしているような感じでした。それがだんだん波長の合う人と行動していくようになる模様。アジア人はアジア人と、ヨーロッパ人はヨーロッパの人と固まりがちだと言われますが、積極的でわいわいしたりするのが好きな人は、アジア人とか関係なしに、ヨーロッパの人ともよく仲良くしています。やっぱり、波長が合うか合わないかなのかも)

 

◆ファウンデーション生と大学生との違い◆

恐らく、待遇にはあまり違いはないです。ファウンデーション生でも図書館(Student IDが無いと入れない)に入れるし、サークル(Society)に参加することもできます。強いていうなら学期の長さは少し違って、ファウンデーションでは春休みが短い代わりに、学年末テストが早めに終わって早く夏休みが来ました。

やっぱり違うのは、授業形式。少数クラス制から大きなレクチャーでの授業になると、大学感満載です。

それから、私の感覚では、生徒の雰囲気も違うような気がします。大学のほうがやっぱり、自分の選んだ(勉強したい)学部にいるからか、「大学生」という意識の人が多いような。そしてファウンデーションは圧倒的にアジア人(どちらかと言うと授業中は静かにする文化)が多いのに比べ、大学では他の地域の人もたくさん。大きなレクチャーホールでも手を挙げて発言したりと積極的に意見を交換する人が多くて、授業の雰囲気が変わったような感じを受けていました。ファウンデーションも楽しいけれど、大学はもっと大学。

 

以上、ファウンデーションでした! なんだか長文になってしまいましたが、読んでくださりありがとうございました。Thank you!