こんにちは。今回はサリーに通う日本人にインタビュー第1回ということで、今年度からファウンデーションに通っている田中志奈(たなかことな)さんに協力してもらいました! 引きこもりな私と違う視点の体験もたくさんで、本当に参考になります。サリーに来た理由やサリーでの生活について色々聞かせてもらったので、7項目に分けて書いていきます。
Hello everyone! For today’s blog, I interviewed Kotona, studying in the Surrey foundation from this year. She is really social and active, joining basketball club and dodge ball club. Also, I heard many nice and fresh information from her. Such as; there is a WeCaht group chat for Surrey foundation for this year, so she could contact with her course-mates before coming to the UK (she said she had joined the group one or two weeks before the flight, and there’s 102 students). When I was doing foundation, I didn’t have group chat, (or just I wasn’t informed), so it was good to hear from her this time.
①何故サリー大学に来ようと思ったのですか?
「私の場合は高校の時にアメリカに留学して、色んな人に会って、日本にいるだけじゃもったいないと思って」
高校2年の夏から10カ月間アメリカに留学していた志奈さん。グローバルな視点を持っていて、すごく(すごく)積極的で社交的です。
「それと日本の大学は、せっかく勉強しても入ってから遊んでばっかりなイメージがあって、それならわざわざ受験勉強するんじゃなくて、もっと難しいことに挑戦したいなと思いました」
②サリーに来る前は、英語は得意でしたか?
「一応、アメリカに行っていたので……いや、でも学校の中では苦手なほうだったんですよ!」
と謙虚に答える志奈さん。志奈さんもアメリカに留学したばかりの最初の頃は、ペラペラ喋れたわけではないそうです。やっぱり積極性は英語力上達には欠かせませんよね(とファウンデーションコースに通っていた1年間、最後までIELTSに苦戦した私は目を逸らしながら書いています。)
「あと高校が国際色の強い高校で、英語の授業がたくさんありました。GrammarとかReadingとか……選択で英会話があったり、CLっていうリスニングの授業があったり」
確かに私の通っていた高校では、英語IとかOC (Oral Communication) Iとかそんな授業はあったのですが、文法とかリーディングとかそういった分野別での授業は無かったような記憶です。
そしてそんな志奈さんは、ファウンデーションではBusinessのグループ1に所属しているそうです! ファウンデーションにはBusiness CourseとEngineering Courseのふたつがあり、それぞれ幾つかグループ(クラスみたいなもの)があるのですが(Businessのコースだと10グループぐらい)、グループ1は一番英語が得意なクラス(推定)。詳しくはあとの質問「コースについて」というところで書きますが、アメリカ人のクラスメイトもいるみたいです。
③サリー大学は好きですか? 生活は楽しんでいますか?
「忙しくて楽しいです」
とのこと。高校の時は決まった時間に学校に行って席について勉強して家に帰って宿題をして、みたいな決められた生活だったのが、いま志奈さんは、自分で予定を入れたり、積極的に話しかけて友達を作って遊びに行ったり、忙しくしているようです。スポーツは、サリーでバスケとドッジボールをしているとか。特にバスケは毎週試合があるようで、すごく本格的です。
「あと、サリーだからかは分からないけれど、イギリス人だけじゃなくてインターナショナルの人が多くて楽しい。関わりやすいです」
サリーだからかは私も分からないのですが、イギリス外から来ているひとが多いなと思います。ある意味「外国人」というのを共有していると、友達になりやすかったり。余談ながらロンドンでは住人の半数がイギリス外生まれだとかいう噂もあったりして、インターナショナルな国だなぁと思います。
④言いにくいかもしれませんが、サリーで何か不満なことはありますか?
「え、ブログに書いていいんですか。でも、夜勉強している時に、パーティーをしている人がうるさかったりするのは悩みですね」
キャンパス内の寮にある志奈さんの寮では、夜パーティー帰りの人が通ってうるさい時もあるようです。私の住んでいたヘイゼル・ファーム寮はキャンパスからバスで30分と遠い分、わざわざ夜人が集まるような場所でもなく静かだったのですが、キャンパス内の寮は、立地が便利な分悩みもあるみたいでした。
「あとは、イギリスは物価が高いのが……日本だと百均で買えるようなクリップが£2とかすると高いなって思います」
物価はやっぱり安くは無いですね! 百均で買えるものが百円(70pくらい)で買えないと考えると、やっぱり色々高く感じます。私は最初、レートが£1=¥190の時に来たからか、「最近のレート(£150)なら結局東京の物価と比べると今のレートならとりわけて高いわけでも……」という感じではいたのですが、確かに百均で買えるようなものがイギリスでは高いかもしれません。
「あとはテーブルが食べかすとかで汚いことが多いのはちょっと」
日本だと消しゴムのかすを捨てるだとか、ご飯を食べたあとのごみは自分で捨てるだとか割と徹底していますが、色んな国から色んな人が来ているためか、結構散らかっています(苦笑)レクチャーホールの椅子の下には、何故かごみよりも空のスタバのカップやペットボトルが置いてあることが多いような気もします。
と、そんな答えにくいような質問にも答えて頂いて志奈さんには感謝です。まだまだ続きます。
⑤コースについて教えてください。
「いまファウンデーションに通っていて、来年はInternational Hospitality and Tourism Management (IHTM)か International Hospitality Management (IHM) で考えています」
将来はクルーズで働きたいと考えている志奈さん。お姉さんの友達にクルーズで働いている人がいて、話を聞いたりしたそうですが、志奈さんは色んな国に行けるのが魅力的で良いなと思っているそうです。その前は国際ボランティア活動をしたいと思っていたとか。インターナショナルな視点だなぁと思います。素敵。そしてその為にHospitality & TourismかHospitalityだけのコースかで考えているそうですが、コースがどう違うのか。ううむ。まだ1年を終えたばかりの私が強いて言うならTourismは「観光全体」に視点を当てた授業が多いのに対して、Hospitalityは「ホテルやレストラン」といったような気がします。IHTMだとその両方を半々ずつくらい勉強する感じというか……3年生の人に今度聞いてみたい。
と、話がずれてしまいましたが、クラスについてもどんな感じか聞いてみました。
「クラスは、グループ1ではみんな仲良くて……グループチャットとかもあります」
グループチャットもあるんですか! 私がファウンデーションに通っていた時のグループではなかったので、びっくりしました。国籍の内訳を聞かせてもらうと、
「何人かちょっと忘れちゃった人がいるけれど、日本人(私)とエジプト人ともうひとりの日本人と、中国人と韓国人とエジプト人もうひとりと、中東の子と中国系……マレーシアかも、の子と、アメリカ人とヨルダンの人と台湾の人とドバイの人と中東の人と中国人……あとふたりちょっと分からないけれど」
とのこと。国際色豊かなクラスですね! グループ1みたいな内訳じゃないですか! と訊いたら当たりだったみたいで……やっぱり! ファウンデーションでは英語力ごとにクラスが分けられている(と思われる)のですが、志奈さんのいるグループ1では、みんなIELTSのスコアが7.0以上あるそうです。
それからグループチャットのついで、話の流れで聞いたのが、
「ファウンデーションのグループチャットがあります」
だそうです。
「エージェントの人から、サリーのファウンデーションにはWeChatのグループチャットがあるって教えてもらいました。みんなこの年の入学者で。イギリスに来る1~2週間前にチャットに入ったのですが、知りたいことを質問したら答えてくれたり、サリーに来た当日に『ああ、チャットのXXちゃんか!』みたいな話をしたり」
私の時は無かったので、これにも驚き。(ただ私が知らなかっただけかもしれない。)グループには102人いるということで、全員ではないですが、結構な数の人が参加しているみたいです。
⑥1日のスケジュールというか、コースの時間割というかを教えてください。
「4教科あって、Accountingが4時間、Businessが4時間、Economicが4時間、英語が6時間とチュートリアルが2時間、1日平均4時間くらい授業があります」
何だか多いですね。というのも不思議な感じですが、私の時はSSU(英語)が4時間だったのとチュートリアルが無かったので、4時間分多くなっているような気がします。2年でも色々変わるんですね。また、志奈さんのクラスでは皆がIELTSの大学進学基準をクリアしているからか、はたまた英語の授業時間数が多くなったからか、IELTSのクラスは無いみたいです。
「それからスポーツではバスケとドッジボールを。ちょっと色々やってみようって思って。色々興味があったんですけれど、バスケはトライアウトに受かっちゃったからこれはやるしかないってことで。そしたら屋外シューズも揃えるのは大変だから、ドッジボールにしようかなということで」
バスケは小学生の頃から続けているらしいです。それだけでも本格的だなぁ。サリー大学のすぐそばにはSurrey Sports Parkがあり、ジムや水泳の設備なんかもあったりして、年パスを持っている人もたくさんいるみたいです。
⑦寮の雰囲気はどんな感じですか?
「私は大学内にあるサリーコートという寮、Band Cの寮にいるのですが、イングランドの人が多いですね。フラットメイトがみんな仲良くて、ちょっと輪に入り辛いって時があるのは悩みです。キッチンとかは14人でシェアですね」
外で忙しくして返ってくる志奈さんは、寮では静かになるタイプだそうです。頑張らないとー、と志奈さんは言っていました。また、
「寮のグループチャットもあります」
とのことです。寮は場所によって、グループチャットがあったりなかったりみたいですね。
それでは、インタビューをさせていただいた志奈さん、ありがとうございました。上手くまとめられた自信が無いのが申し訳ないです……。読んでくださった方にも感謝を!