初めまして! サリー大学の学生アンバサダーとしてこのブログを担当することになりました、吉村星那と申します。専攻はInternational Hospitality and Tourism Management、第一学年に在籍しています。また、今年度新たに創設された、日本ソサエティ(Japanese Society)の副部長もしていて、そちらでは主に、日本人と日本に興味を持つ世界の方々との交流、そしてサリーに留学される日本人のサポートを行っています。私自身もまだまだ未熟なものですが、サリーへの留学を考えているという方のサポートを、できる範囲でさせていただけたらと思っています。ブログの内容も、そういったことを中心に書いていければと考えています。 簡単にいまの大学の様子を書くとすると、サリー大学ではもうすぐ後期が終わろうとしているところ、課程に含まれているレクチャーはすべて終了し、テスト期間の真っ最中というところです。テストが終われば夏休み。だいたいの学部で6月中頃までにすべてのテストがスケジュールされていて、私の在籍しているHospitality & Tourismでも、6月12日を過ぎれば実質自由の身となります。 そんな、夏休み直前という微妙な時期に学生アンバサダーになった経緯には、特に深い理由もないので置いておいて、これから始まる夏休み中にも、この一年間で体験したこと、学生生活やコースの内容、そしてその前、サリー大学のファウンデーションに在籍していたときのことなど、色々、書いていければと思っています。宜しくお願いします! 今回は簡単に、私がここ、サリー大学に来た経緯を書いていきます。 まず私は、サリー大学に来るまで、留学とは無縁の生活でした。海外への渡航も、中学の頃の家族旅行、中国3泊4日の一度だけ。そもそも英語が得意だったかというとそんなこともなく、むしろ一番苦手な教科でした。これは本当に本当です。高校時代、120点満点のテスト、平均が60点を超えるなかで36点を取ったことがあるとか……。将来英語を使うような職種には絶対に就かないと信じていましたし、どちらかというと理系分野に進むことを考えていました。 それなのに何故イギリスに留学する決断をしたのかとよく聞かれますが……実は私もよくわかっていません。私の場合は強固な目標があったわけでも、逆に周りの人に影響されてというわけでもありませんでした。それでも原因を求めるなら、海外への留学を意識するようになったのは高校二年の夏休みだったと思います。その夏、沖縄へ初めてひとり旅行をさせてもらい、そのときに、世界は広いと感じたのが始まりでした。ずっと東京に引きこもっていた私にとって、「将来は田舎の大きな家に住む」という夢に固執していた私にとって、それは違う視点で考える転機となりました。その後、だんだんと海外に行きたいと思うようになり、そして実際に留学しようとなってからは、興味のあった「観光」を選びました。サリー大学を選んだ理由は、観光学で有名だという話を耳にしたからでした。 そんな漠然とした理由で唐突に進路変更したものでしたが、結果、留学してよかったと、サリー大学に来てよかったと思っています。月並みですが、やっぱり世界はひろい。日本では「進路」に囚われていた私、ひとつの目標に向かって頑張る、収束するようなイメージで過ごしていましたが、海外という環境、例えばノートのサイズの違い(B5サイズのノートなんて、ほぼ売ってすらいなかったりします)から放射線状に広がる電柱まで、新しい事象に触れるたびに自分の持っている世界が拡がるような、そんな感じが楽しくて、そういった進路選択も良いのではと思ったりします。 それから海外で過ごすというと、ビザやら何やらいままで知らなかった手続きもあり、ハードルが高いように思われるかもしれませんが、その点サリー大学は、インターナショナルの生徒へのサポートが手厚く、安心した生活を送れると思います。私の場合、とりわけ大学の前、サリー大学内のファウンデーションコースに在学していたときは、「大学への進学が約束されたわけではない」「IELTSでの決められたスコアを取らなくてはならない」というプレッシャーがありましたが、英語面や、UCASを通した大学への出願の仕方まで(サリー大学内のファウンデーションコースでも、正式に出願する必要がありました)、細かいサポートを受けることができました。 また、「留学生だからこそ感じるストレス」だとか「留学生だからこそあるハードル」というのは、私の体感では、驚くほど少ないです。最初は留学生だということを気負っていましたが、インターナショナル生徒の多いサリー大学、「留学生」だからといって無意識に輪から阻害されるとか変に避けられるということもなく、対等に「ひとりの学生」として扱ってもらえる、居心地の良い環境です。ヨーロッパ系の見た目の人に道を聞かれることもある程です。 ここで強いて、サリーでの生活においてストレスを感じることを挙げるとすれば、やはり英語力が私にとって最大の課題です(進行形)。それでも周りの人は暖かく、(もちろん、英語は操れるに越したことはないのですが、)コミュニケーションをしているなかで、だんだんと慣れてくるような感じもします。 以上、思ったより少し長くなってしまいましたが、私がサリーで勉強するに至った経緯とサリー大学の大雑把な雰囲気でした! なんだかただの経験談になってしまいましたが、少しでも、留学を考えている方の参考になりましたら幸いです。前任の学生アンバサダー、田中さんの投稿を見て引け目というかプレッシャーを感じている(良い意味で)というのが正直なところですが、次回からも私の視点で、大学のことをもう少し詳しく書いていく積もりです。 ――――― Hello everyone! I am Seina Yoshimura, new Japan-student-ambassador in University of Surrey. To briefly introduce myself, I am studying in International Hospitality and Tourism Management course, first year. […]
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