みなさん、あけましておめでとうございます。2016年もどうぞよろしくお願いいたします。今日は大学院生のメリットについてお話しします。5年半の社会人生活から一転して大学院に進学したことによる生活の変化は非常に大きかったのですが、大学院生活の中で特にありがたいと感じたことが二つあります。一つは時間の自由がきくこと、もう一つは失敗が許されることです。 まず時間の自由について。私のコースは週に授業が4コマ(内3コマは3時間、1コマは2時間)あり、私はこれに加えてスペイン語(2時間)とアカデミックライティング(2時間)を履修しています。合計すると週に15時間で、これにそれぞれの予習復習の時間を加えても20〜25時間程度。社会人としてフルタイムで働いていた頃は8時間×5日の40時間は少なくとも勤務時間だったので、これと比較するとかなり時間的余裕があります。空いた時間は、大学院修了後のキャリアについて情報収集をしたり、修士論文に役立ちそうな論文や本を読んだり、クラスメートと密にコミュニケーションをとって意見交換をしたりといったことに使いました。この時間の使い方は自分次第で、何もせずに楽に過ごすことは簡単です。幸い、大学は様々な人、モノ、情報に触れる機会にあふれているので、こちらから求めれば大学は喜んで提供してくれます。この機会を十分に活用して、積極的に自発的に動くことを強くお勧めします。 次に失敗について。社会人として仕事をしていると、当然ですが失敗は許されません。キャリアが浅かろうと長年その仕事に携わっていようと、プロとして仕事をしているからです。一方、大学院生として行う活動は、プロとしての結果を求められていません。つまり、失敗が許容される範囲がかなり広く認められているので、この機会を利用しない手はありません。たとえば授業中の発言。私は元々人前で話すことや自分の意見を主張することには苦手意識があり、改善したいことの一つですが、大学院の授業で手を上げて発言することは、最高の練習になります。質問に対する答えというよりは個人の意見や考えを求められることの方が多いので、正解はなく、比較的自由に発言することができます。また、主張を短くまとめて先生とクラスメート全員に正しく伝えるためにはどの表現が最適か常に考えさせられるので、これもいい練習です。うまくまとめることができなくてもその失敗から学べばいいことです。さらに、グループ課題に取り組む中でのディスカッションや共同作業は、実社会で体験するチームワークのための予行演習としての役割を果たしています。意見が合わないメンバーを説得したり、逆に自分が説得させられたり。時には互いに衝突して言い合いになることもありますが、これも生かせる失敗の一つです。 学生としてのメリットを最大限に利用して、今後のキャリアに役立てることができれば最高だと思っています。次回は、サリー大学に出願を決めてから、準備、志望動機書の執筆、合格に至るまでのプロセスについて見ていきたいと思います。 Happy New Year, everyone! I hope 2016 will bring you love, joy, happiness and a lot of great moments. Today, I will talk about the advantage of being a student in general. After working full-time for 5 years and a half, I appreciate many things about being a student again. Here, […]
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